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アジアとの太いパイプで、未来の人材を育成するSAFCA

SAFCAの歩みhistory

公益財団法人 東南アジア文化友好協会は、アジアの人づくりを目指しています。

平成9年〜

年号 出来事
平成9年4月
(1997年)
和気事務局長、韓国国家朝餐会に。「私にとって韓国は近くて遠い国であり、今回が初めての訪問でした。韓国のクリスチャンは(祈りの韓国)と言われるように、世界の救いと恒久平和、日本との和解のために日夜祈っています」。また「神の前に罪人であることを認め、神を試すことなく傲慢にならないで悔い改めて神に祈れ、そして絶望しないでリーダーとして立ち向かえ」と
平成10年3月
(1998年)
3月11日〜25日までインドネシアワークキャンプが行われた。インドネシアの国内情勢は大統領選と政治的、経済的危機の真最中だったため、中止せざるを得ないのかどうか、最後まで躊躇した。外務省の海外危険度情報は最悪の1度となっており、財団の多くの方々が心配する中、中止するか、あるいは場所をマレーシアに変更することを考えた。しかし、現地への電話調査によって、滞在先の状況は平穏であることが分かり、予定通り行った。現地大学生との3日間に及ぶ労働は、参加者との間に特別な友情を芽生えさせた。
平成10年10月 10月8日、韓国・金大中大統領夫人をお迎えしてホテル・ニューオータニで集会を開く。
平成10年11月 1月29日、和気事務局長、朴委員長の要請を受けて、2002年ワールドカップ韓国組織委員長の特別補佐官に就任。
平成12年8月(2000年) 2002年WCサッカー大会日韓両国開催を記念し、21世紀を担う日韓両国の青年が、平和と親善を構築する事を願い一緒に研修するワークキャンプ・スタディツアーを8月17日〜23日実施。
平成12年10月 10月19日〜21日、日韓共同制作の映画「親分はイエス様」を韓国で成功させるため、キネマ東京の協力を受けて和気事務局長、高橋会長、中島社長と韓国に出張し朴世直元委員長他韓国キリスト教会指導者と試写会、上映等について協議懇談をする。10月31日〜11月2日、和気事務局長、製作者・監督・俳優と韓国に出張し、映画「親分はイエス様」製作発表会に参加し協力する。韓国ロケが始まり試写会は12月25日の予定
平成12年12月 「ある留学生の死」アジアの光より抜粋。 当財団は、加藤亮一牧師が創設者のため、インドネシアとの関係が深い。日本人の父を持つ日系の混血児を受け入れた。最近では違ったタイプの相談も持ちかけられる。戦後インドネシアの国から賠償留学生として日本で学んだ優秀な学生がいた。日本で留学中に日本の女性と結婚した。彼の出身はニューギニアである。留学後インドネシアに戻り、大学で教鞭をとった。その後アメリカに渡り勉強し祖国インドネシアに戻った。この頃はスハルト体制が強く、アメリカから戻った彼は、政府から、ニューギニアの独立をはかる扇動者、危険分子として政府に拘束され裁判で無期懲役の刑を受けた。その後民主化の動きもあり、刑も20年、10年と軽くなった。8年目で彼は牢獄で死んだ。妻である日本人女性はとても悲しんだ。現在子供たちは日本で学んでいる。このような不幸な体験を持つ彼らだが、いつか日本とインドネシアの架け橋となってくれることを願っている。

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